船舶免許不要ミニボート
- 長さ3m未満、エンジン出力2馬力以下のボートは免許が不要です。
このサイズのボートを「ミニボート」と呼んでいます。
次の要件の全てを満たすこと
- 長さが3メートル未満であるもの
- 推進機関の出力が1.5キロワット(約2馬力)未満であるもの
- 直ちにプロペラの回転を停止することができる機構を有する船舶、
または、その他のプロペラによる人の身体の傷害を防止する機構を有する船舶
- ミニボートには、いろいろな魅力が有りますが、小さく・軽いため、安全に使用するには十分な知識、技量が必要です。
水の上では誰も自分を守ってくれない。
だから安全は自分の手で!
ライフジャケットは必ず着用
- ライフジャケットを水上でも水際でも、常時着用することが基本中の基本です。
- 落水した時も、ライフジャケットを着用していれば、90%以上助かります。
- ちなみに船長は、ゲストにもライフジャケットを着用させる義務があります。
ミニボートは見えない!旗を立てよう
- 昼間でも、波の間に浮かぶミニボートは、ほかの船からは想像以上に見えにくいものです。
- 相手に気づいてもらえるよう、ボートに派手な旗を高く掲げておきましょう。
エンジントラブル
- プレジャーボートの遭難の原因で一番多いのがエンジンの故障です。
- ガス欠に注意! 海上にはガソリンスタンドはありません。
- 船外機には脱落防止用の尻手ロープを付ける。
搭載備品
- エンジンがあっても、オールは必ず積む。
- アンカー ・アンカーロープ ・係船ロープ
携帯電話は忘れずに
- トラブルなどで、海上から陸上へ連絡する際の、もっとも有効な手段です。
- 携帯電話は、水に弱いので、必ずビニールなどでできた防水ケースに入れておきましょう。
- 海の緊急連絡は118番です。
水上の交通ルール
- 海の基本は右側通航
他のボートがこちらに向かって真っすぐに進んできて、そのままだと衝突してしまう場合、
互いに針路を右に切ってすれ違わなければなりません。 - 2隻の船が互いの針路を横切る場合は
相手を右に見る船がスピードを落としたり、針路を変更したりして相手船を避けなければなりません。
相手を左に見る船は、スピードと針路を保って進まなければなりません。
ただ、相手船がルールに反した操船をすることはよくあります。
基本は常に他の船から離れる。 - 視界をさえぎる物のそばを走る時は、右小回り、左大回り
防波堤の突端などを右に見て走るときは、できるだけこれに近寄る。左に見て走るときは、できるだけこれから遠ざかる。
この他にも、いくつかの海上交通ルールがあり、
免許の要らないミニボートにも、これらのルールは適用されます。
専門知識
- 航路標識・海図・潮汐・潮流・投錨の方法・河川での危険水域・気象・海象など
免許の要らないミニボートだからこそ、知識をしっかりと身に付けてください。
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